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相手と自分の違いを意識しよう!
企画書を作るコツ

Work Style  

職種にかかわらず、企画書の作成をする機会がある方は多いのではないでしょうか。なかなかコツをつかむまでは、作り方に悩むものですよね。私も昔、企画書を作っても作ってもうまくいかず、苦労した経験があります(泣)

一時期ですが、企画書の承認が全然おりないことがありました。例えばターゲットとなる街について、「銀座がいい」「青山がいい」など自信をもって提案したのですが、毎回否定されてしまい・・・。似た経験をみなさんもしたことがあるのではないでしょうか。毎回毎回うまくいかないと、途方に暮れてしまいますよね。

あなたの上司は男性ですか? 女性ですか? もし男性だったら、これからお話することが企画書作りの参考になるかもしれません。

気づいた事

私の企画書になかなかOKを出してくれなかった上司は、男性でした。毎回資料の出し戻しをされている中で、ある時ふと気づいたことがあります。こんなにうまくいかないのはもしかして、男女の性質の差によるものなのでは?と思ったのです。

私は資料の中で挙げた街が良いということには絶対的な自信がありました。はじめはなぜそれが相手にはわからないのだろう?と思っていました。今思うとちょっと傲慢ですね(汗)もっと早く相手の立場に立って考えていれば、悩む時間が短くて済んだかもしれません。

私がたどり着いた考えは、「女性は体感として、自分の中にマーケティングを持っている」ということです。なので、良いものは良いと自信を持って言うことができます。ですが男性はそれとは違い、理由を知りたい生き物で、なぜそれが良いのか理解できないと不安になります。これはどちらが優れているとか劣っているとかいうことではなく、そもそも男女は別の生き物だということなのです。もっと早く気づけばよかった(泣)

相手と自分は違うという事

そこで企画書の中に、例えば挙げた街が良いと思う理由について、「会社帰りに寄る人が多いから」「新しい商業施設が次々にオープンしているから」など、根拠となるデータを必ず入れ込むようにしました。結果、あんなに否定され続けていた新しい上司から、承認をもらえるようになりました! 

今回のお話はたまたま男女の差でしたが、なにも性別だけに限った話ではありません。人はそれぞれみんな違う性格やバックグラウンドを持っているので、相手と自分は違うということを理解した上で、相手にはどういう伝え方をするとわかりやすいのか考えることが大切です。

これは企画書のみならず、仕事に関するいろいろなことにおいて役に立つ考え方ですね。自分とタイプが違う相手ほど、こちらの工夫で納得してもらえた時の喜びも大きいですよ! ぜひ、仕事でうまくいかないことがあった時に意識してみてください。