バクハツ女子にさようなら。
今日からはじめるヘア活
湿気が多い梅雨のシーズン。
髪がパサついて爆発したり、反対にペタンとボリュームがなくなったりと、ヘアスタイルが決まらずイライラすることも。若いときは洗った髪を乾かさず寝てしまっても大丈夫でしたが、年頃女子の髪はそうはいきません。間違ったヘアケアは髪の老化を早めてしまうかも?
顔の印象にも大きな影響を与えるヘアスタイル、正しくケアして美人度をアップさせましょう。
何はともあれ頭皮ケア!美髪を作る頭皮エクセサイズ
38歳ごろに曲がり角を迎えると言われる、女性の髪。パサつき、白髪、抜毛などの症状が気になりだすのもこの頃です。年齢とともに変化していく髪は、何もしなければ老化が早まるばかり。未来の美髪を守るためにも、正しいケア方法をマスターしましょう!
健康な髪を育てるのは、健康な「頭皮」です。美髪をつくるための頭皮エクササイズに、まずはチャレンジ。
1. 両手の指を軽く開いて首の付け根にあて、優しくプッシュ
2. 5本指で側頭部を押さえて、耳の上を軽くマッサージ
3. そのポーズのまま、頭頂部までゆっくりと指を移動させていく
これを2回くりかえします。頭の血行が良くなると、首コリや肩こりもほぐれますよ。さらに頭皮の弾力がアップすれば、顔のたるみ解消にもつながるうれしい効果も。
毎日の習慣。正しいブラッシングでうるツヤ髪へ
キューティクルを整え頭皮の血行を促すブラッシングは、美髪のために不可欠。シャンプー前のブラッシングは、髪についたホコリを落としてシャンプーの泡立ちを良くします。ポイントは毛先からほつれをなくすようにとかすこと。その後、頭皮から毛先に向かって優しくブラッシングします。慣れてきたら寝る前のブラッシングも習慣づけて。
せっかくなのでヘアブラシも大人買いしましょう。ブラシ界のロールスロイスと呼ばれる「メイソンピアソン」のヘアブラシ、キャサリン妃や海外セレブ御用達の「タングルティーザー」のヘアケアブラシ、さらに創業元文元年(1736年)浅草「十三や櫛店」のつげ櫛がオススメですよ。形から入りたい方には、ぜひ手に入れて欲しい逸品。毎日使うものだからこそ良質なものをチョイスしてくださいね。
指だけでは不十分?便利グッズでしっかりシャンプー
汚れをしっかり落とそうと指に力を入れてこすってしまうと、頭皮の炎症を起こして逆効果となることも。また、ネイルアートをしていると洗いにくいですよね。そんなときはシャンプーブラシを使ってみましょう。
1. 頭全体をお湯ですすぎ、頭皮と髪の汚れを十分に落とす
2. 手に取ったシャンプーをお湯でのばし、頭皮につける
3. シャンプーブラシを頭皮に垂直にあてて、マッサージするように小刻みに動かす
新築マンションのバスルームには、洗浄力の高い「マイクロバブル」が利用できるところも。このような設備があれば手間なく頭皮の汚れも落ちてスッキリ爽快。毎日のバスタイムで手軽にヘアケアができますね。
トリートメント効果が格段にアップ!プラスのひと手間って?
トリートメントは髪のお悩み別に選ぶのがポイントです。例えば、髪にハリやコシを与えたければ「加水分解ケラチン」「加水分解シルク」の成分が含まれているものをチョイス。潤いケアなら、「グリセリン」「ヒアルロン酸Na」を。しっとりさせたいなら、「セラミド」「コレステロール」が書かれているものを選んでみて。
トリートメントつけた後は、髪になじませるためにブラシで髪をとかしてみましょう。とかすことで、成分が髪にぐんと浸透して効果がアップするんです。このひと手間、ぜひ加えてみてくださいね。
濡れたままほっとかない!
すぐに乾かしてキューティクルを整える
生乾きのまま放置してしまうと、髪のキューティクルが傷ついてダメージのもとに。特に、湿気の多いシーズンは菌が繁殖する原因にもなります。髪は濡れたままにしないで、すぐに乾かすことを徹底しましょう。
ドライヤーを使うときは、髪から10センチほど離すのが鉄則。根本から毛先に向かって温風を当てると、キューティクルが整ってツヤツヤになりますよ。ドライヤーを当てる時間は、1か所につき2秒以内。毛先に当て過ぎるすぎるとパサつくので、手短に!
バクハツ女子の場合は、内側の髪を下に向かって軽く引き、上からドライヤーを当てるとボリュームが抑えられます。絶対に下から温風を当てちゃダメですよ! ペタンコ女子なら手を細かく動かして髪を立たせながら、毛の流れにそって根元からしっかりドライヤーを当ててボリューム感を出しましょう。
「髪は顔の額縁」とはよく言ったもの。顔の印象に大きく関わるので、正しいケアで美人度をアップさせたいですね。ちょっとしたコツで一日中きれいなヘアスタイルが保て、大事な日の自信にも繋がります。すべてやってみるのが大変なら、1アクションから始めてみても。今日からうるツヤ美髪を手に入れてくださいね。
参考文献 隅田直樹(2014)『心とカラダが若返る!美女チカラ』株式会社星雲社