レグルス それは、
理想を叶えるイメージ。

お疲れ女子に動物漫画を。
癒しの5選

Concierge  

忙しい働き女子のみなさん、毎日お仕事お疲れさまです。今週も残業でクタクタ、休みの日は外に出かけず家で寛ぎたいなんて方にオススメなのが、「癒し系動物漫画」です。可愛らしい動物たちにメロメロになったりクスリと笑ったり、心が温まったり。今回は疲れた頭と心を優しくほぐしてくれる動物漫画をご紹介します。

人とネコのW視点「同居人はひざ、時々、頭のうえ」

主人公の青年は、ミステリー作家で偏屈な人嫌い。ひょんなことから出会った野良ネコを飼い始めるところから物語がスタートします。1つのストーリーを人間視点とネコ視点に分けて描いているので、2話読んで物語が完結。「あのときのネコちゃんは、どうしてそんなことをしていたの?」と不可解な行動の理由も明らかに。ネコがきっかけとなって、ひきこもりがちの青年が少しずつ社会と繋がっていく様子にもほっこり。絵柄の柔らかさと相まって心が和みます。2019年1月にはテレビアニメ化された人気作。ネコの気持ちや行動パターンを知りたい、ネコちゃん好きの方に特にオススメです。

ぶさカワイイネコにほろり「おじさまと猫」

続いては、Twitterから生まれた人気漫画「おじさまと猫」。ペットショップで売れ残っていたネコに「ふくまる」と名付け、飼い主になったおじさま。一人と一匹で寄り添いながら暮らしていく内に、お互いがかけがえのない存在となっていきます。全体的にほのぼのしていますが、時々胸にグッときて泣けるエピソードも。何気ない日常が丁寧に描かれているので優しく心に響きます。動物と暮らしたことがある方は、共感するエピソードもあるのでは。登場人物が良い人ばかりなので、穏やかな気持ちで安心して読めるのも魅力の一つ。おじさまの帰りを一途に待つふくまるのいじらしさに胸キュン。人間関係に行き詰ったときなどに読めば、どこまでも温かい読後感にひたれます。

甘酸っぱい青春を思い出して「まっすぐにいこう」

次にご紹介するのは、人間と犬の三角関係がたまらない「まっすぐにいこう」です。飼い主の純朴女子高校生いくちゃんと、いくちゃんのことが大好きな雑種犬のマメタロウ。いくちゃんの想い人秋吉くんの登場に、嫉妬するマメタロウですが、できる限りいくちゃんの恋を応援します。今一つ踏み出せない高校生の恋愛に、大人になった今は微笑ましい。恋人との関係は揺らいでも、飼い主と飼い犬の関係性は揺らぎません。犬とはこんなに真っすぐに人を愛してくれるのでしょうか。マメタロウの表情の豊かさに犬と暮らす幸せが溢れています。仕事に疲れたときこそ、飼い主に一途なマメタロウに癒されたいと思います。

とにかくゆるゆる。字も読みたくない「タヌキとキツネ」

こちらもTwitterで人気爆発。ぬけているタヌキといたずら好きのキツネが主人公のショート漫画です。昔話の「かちかち山」を読み聞かせるキツネに翻弄されるタヌキなど、キャラクターが愛らしいわりには、内容がシュールで大人も楽しめます。3コマ前後の漫画のため、読むというより絵本を見る感覚で気軽に楽しめるのも魅力。少ないコマ数と限られたセリフが、読み手の想像力をかきたてます。いじられっ放しのタヌキが可愛くて、不思議と癖になる。イライラしているとき、肩の力を抜きたいときの癒しアイテムとしてもおススメです。今やSNS発の漫画は一大ムーブメントに。今後も新たな作品を期待したいところです。

時代を超えた名作「動物のお医者さん」

最後は、2000万部以上の売り上げを誇りテレビドラマ化もされた名作「動物のお医者さん」です。北海道の「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生と家族、動物の日常をコミカルに描いています。大型で強面ながら気弱な性格のシベリアンハスキー、姉御肌で関西弁の三毛猫など、登場する動物がとにかく個性豊かで魅力的。ストーリーやセリフも丁寧に描かれており、特に動物の細かい描写には見入ってしまうほど。実際は話せない動物たちにセリフを与えているのが妙にリアルです。1980年代の漫画なので絵柄に昭和を感じますが、今読んでも面白い。元号が変わっても色あせない名作、動物漫画の代表作品であり続けるに違いありません。

仕事も人間関係も、働き女子の生活はストレスと隣り合わせ。でも家でのんびりくつろぐとき、かわいいものに触れたとき、ホッとできるものです。残業で疲れて帰ってきた夜や仕事から解放された週末に、読めばほっこり心をほぐしてくれる動物漫画で癒しを得ませんか。